プレスリリース

SSDの性能と信頼性を高める新しいフラッシュ管理システム、ExtremeFFSを発表

2008年 11月 13日

エンドユーザーによる性能と耐久性評価のための2つの指標、
vRPMとLDEも同時に提案

 

  • ExtremeFFS™により、SSDのランダム書き込み速度と耐久性が大幅に向上
  • vRPMの活用により、ユーザーによるSSDとHDDの性能の測定、比較が可能に
  • SSDの寿命を特定するため、単一の耐久性指標の導入を業界が後押し

2008年11月14日(同月5日 カリフォルニア州ロサンゼルス発)

* このリリースは11月5日にカリフォルニア州で発表されたリリースの抄訳です。

サンディスク コーポレーション(NASDAQ: SNDK)は本日、コンピューティング・アプリケーションのパフォーマンスと信頼性を大きく向上させるソリッドステートドライブ(SSD)用の高度なフラッシュファイルシステム、ExtremeFFS™を発表しました。この特許取得済みの次世代フラッシュファイルシステムは、既存のシステムと比べ最大で100倍のランダム書き込み速度を実現できる可能性を秘めており、このExtremeFFSを搭載したSSDは2009年中の発売を予定しています。  

ロサンゼルスの「WinHEC(Windows Hardware Engineering Conference)2008」で講演したサンディスクSSD事業部のリッチ・ハイ上級副社長兼ゼネラルマネージャーは、ExtremeFFSとともに、ユーザーがSSDを 評価する際に役立2つの数的指標、vRPM (virtualRPM)とLDE (Longterm Data Endurance)も同時に発表しました。vRPMは、SSDとHDD(ハードディスクドライブ)または別のSSDとの間で性能を比較する ことができ、LDEはSSDの寿命を計算することができます。

リッチ・ハイは次のように述べています。「SSDにとってWindows Vista環境で最適化された機能を発揮し、HDDと同等、あるいはそれを上回る機能性を実現するには、SSDの書き込み速度と耐久性を向上させる新しいフラッ シュ管理技術が求められます。SSDはクライアントストレージにおいて画期的な変化をもたらすでしょうが、HDDとは異なる方法でSSDを取り扱う新基準が必要です」。

サンディスクのTrueFFS™は1994年の発表以来、主要携帯電話メーカーに幅広く採用されている フラッシュファイルシステムとなっています。TrueFFSは、性能、拡張性、諸経費低減のための最適なPCMCIA FTLとして旧バージョンのWindowsに組み込まれていました。Windows Vista環境でSSDを使用する場合には、SSDはシーケンシャルアクセスではなく、多量のランダム書き込みが求められます。「ブロックサイズとの不整合が無視できなくなっています。」とリッチ・ハイは説明しています。

  ExtremeFFSの登場

ランダム書き込みを最大限に高速化するために、サンディスクはフラッシュファイルシステム「ExtremeFFS」を開発しました。この技術は「ページベースのアルゴリズム」を使用しているため、物理および論理ロケーション間の関連を固定する必要が無く、データセクタの書き込みにおいて、SSDは 最も便利で効率のよいところにデータを 置くようになります。その結果、ランダム書き込み性能が最大で100倍向上するだけでなく、全体的な耐久性も向上しました。

ExtremeFFSは、すべてのNANDチャネルが個別に動作できる完全な非ブロッキング・アーキテクチャを採用しているため、一方のチャネルが書き込みとガベージコレクションを行っている間に、もう一方のチャネルが読み取りを行えるようになりました。ExtremeFFSのもう1つの重要な特長は、ユーザーの使用状況に応じたコンテンツローカライゼーションです。この技術を利用して、ExtremeFFSがユーザーパターンを「学習」し、長期間にわたりデータをローカライズすることにより、SSD製品の性能と耐久性を最大限に向上させることができます。「この機能は性能の評価基準には表れないかもしれないが、ユーザーには最適な選択であると信じている」とリッチ・ハイは語っています。

性能と耐久性評価のための新しい数的指標の提案

HDDの性能は1分間あたりの回転数(RPM)で評価されるため、SSDには性能比較のための単純な数的指標が必要になると、リッチ・ハイは語っています。「仮想RPM(vRPM)を使用することで、ユーザーは簡単かつ正確にPCで使用する際のSSDとHDDの性能を比較できるようになります。クライアントPC内のSSDに匹敵する性能レベルを達成するには仮想HDDをどれだけ高速に回転させなければならないか、という質問にvRPMは答えてくれます」。リッチ・ハイによれば、来年のSSDの最終的な性能は、現世代SSDの4倍、最新の2.5インチHDDの約6倍高速になると予想されます。

Gartner社のリサーチディレクター、ジョセフ・アンスワース氏は、vRPMについて次のように語って います。「品質が大きく異なるSSD製品が大量に出回っており、不当な宣伝文句によって個人および 法人のユーザーに混乱が生じていました。HDDと同一条件の下でSSDの価値提案を明確に示す共通指標を支える業界のサポートは、エンドユーザーの理解を高め、価格の継続的な下落に応じて、将来的な選択を促進するものと思われます」。

サンディスクは、vRPMのほかに、耐久性を実用的な数値で簡単に示す業界初の長期データ耐久性指標である「LDE(Longterm Data Endurance)」を提案しています。「タイヤの溝の減りを測定するのに似ている」とリッチ・ハイは説明しています。リッチ・ハイによれば、主要PC OEMメーカーやSSDの競合他社がサンディスクの初期提案を検討して見解を述べています。そこでサンディスクは、半導体業界標準の主要開発者であるJEDEC(半導体技術協会)に提案書とホワイトペーパーを提出しました。

LDEは、SSDの寿命において、どれだけの量のデータを書き込めるかを示します。サンディスクは、将来のPC向けSSD製品でLDEの詳細を明らかにする予定です。「サンディスクの後に続くよう他社に強く働きかけを行っている」とリッチ・ハイは述べています。

LDEがSSDの採用に与える影響について、Forward Insights社のグレッグ・ウォン氏は次のように述べています。「LDEを利用することでOEMメーカーはSSDの性能を簡単に比較できるようになり、アプリケーションの使用パターンに基づいて、どのドライブが特定のアプリケーションに適しているかを 決定できるようになります。LDEが素晴らしい理由は、わかりやすい単一の数値で耐久性を表現できる点にあります。SSDの採用をさらに促進するには、共通の指標が不可欠です」。

(注意:LDEに関する提案書とホワイトペーパー、およびvRPMの背景説明は、サンディスクのWebサイト()でご覧いただけます)。

サンディスクコーポレーションは、フラッシュストレージカードの発明者であり、世界最大のカード供給会社です。研究、製造、製品設計分野からコンシューマー向けブランド構築、小売に至るまで手がけるフラッシュメモリのグローバルリーダーです。サンディスクの製品ラインナップは、携帯電話、デジタルカメラ、およびビデオカメラ、デジタルオーディオ/ビデオプレーヤー用のフラッシュメモリカード、コンシューマーおよび企業向けUSBフラッシュメモリ、モバイル機器向けの組み込みメモリ、コンピュータ用のソリッドステートディスクなど多岐にわたります。サンディスク(www.sandisk.co.jp/corporate)は、シリコンバレーを本拠地とするS&P500採用企業であり、売上の50%以上は米国以外の市場で挙げています。


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このプレスリリースには、新製品の投入、用途、市場性、および顧客に関する弊社の予測に基づいた見込みなどの見通し情報が記載されておりますが、各種リスクおよび不確実性により、その見通しが必ずしも正確でなくなる可能性があります。これらの見通し情報を不正確にしかねないリスクとしては、弊社製品に対する市場での需要拡大ペースが弊社の予想を下回る、対象となる新市場での弊社製品の普及ペースが遅い、製品が予定どおりの性能で機能しない、予定している価格、地域、数量、時期では製品を供給できない、などのリスクが挙げられ、それ以外に、年次報告書(Form 10-K)および四半期報告書(Form 10-Q)をはじめとする米国証券取引委員会への申告および報告によって詳細が刻々と変化するその他のリスクもあります。弊社では、本プレスリリースに記載されている情報を変更する考えはありません。

 

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