プレスリリース

サンディスク、32ナノメートルNAND型フラッシュメモリ技術による世界最小、最先端のフラッシュメモリチップを開発

2009年 02月 17日

X3および32ナノメートル技術の結合により、チップのサイズと集積度における技術革新が実現:性能を維持しつつ大幅な生産コストの削減が可能に

  • 既存技術では不可能なmicroSDカードの大容量化が可能に
  • サンディスクの革新的なABL(All Bit-Line)アーキテクチャと32ナノメートルプロセス技術により、43ナノメートルプロセス技術レベルの性能を維持

* このリリースは2009年2月10日 (現地時間) にISSCC国際会議 米国カリフォルニア州で発表されたリリースの抄訳です。

  2009年2月18日(同月10日 ISSCC国際会議、カリフォルニア州発)サンディスク・コーポレーション(NASDAQ:SNDK)と株式会社東芝は本日、32ナノメートル(nm)プロセス技術によるMLC(マルチレベルセル)NAND型フラッシュメモリを共同で開発し、32ギガビット(Gb)の3ビット/セル(X3)メモリチップの製造を開始すると発表しました。この革新的な技術により、メモリーカードからソリッドステートドライブ(SSD)まで幅広い製品において容量の拡大と製造コストの低減が期待できるため、早急な市場への投入が望まれています。

サンディスクの共同創業者兼社長であるサンジェイ・メロトラは、次のように述べています。「第1世代の56ナノメートル3ビット/セル技術の導入後1年半の間に、第3世代32ナノメートルの3ビット/セル技術の開発は、信じられないほど早いペースで進んでいます。これは、今日の業界で世界レベルのメーカーに必要とされるスピードです。これにより当社は、生産コストを削減すると同時に、フォームファクタを堅持しながら当社の多様な製品ラインを拡張する大容量化を実現しました。この新たな開発は、当社の技術的洞察、および技術革新のレベルの高さを明確にするとともに、最終的には消費者に利益をもたらすものです」。

microSDアプリケーションに最適な32ナノメートルX3技術
32ナノメートル技術による32ギガビットのX3は、今まで報告された中では最小のNAND型フラッシュメモリダイであり、携帯電話や個人向け電子機器に幅広く採用されている手指の爪ほどのmicroSD™メモリーカードのフォーマットに適合します。このX3は世界最高のmicroSDメモリダイの集積度を持ち、小さなダイ面積を維持しながら43ナノメートル技術によるmicroSDチップの2倍の容量を備えています。ダイの面積を113平方ミリメートルに収めるため、32ナノメートルプロセス技術と回路設計の進展が大きく貢献し、その一方で、サンディスクが特許を持つABL(All-Bit-Line)アーキテクチャは、競争力のあるX3書き込み性能を維持するのに重要な役割を果たしました。

サンディスクのOEM事業およびコーポレートエンジニアリング部門担当エグゼクティブバイスプレジデントであるヨーラム・セダーは、次のように述べています。「32ナノメートルX3ダイの設置面積の小ささと信じられないほどの集積度により、この技術なしではなし得なかったmicroSDカードの大容量化が可能となります。携帯電話の大容量ストレージに対する需要が拡大するのに伴い、microSDのフォームファクタの人気が高まっています。このX3技術により、当社は市場にエキサイティングな新製品を投入することができるようになるでしょう」。

サンディスクの主要技術
32ナノメートル技術は現在、サイズの縮小という問題に対処するため、高度なソリューションを必要とするもっとも先進的なフラッシュメモリ技術です。32ナノメートル技術をいくつかの革新的技術と組み合わせることにより、ムーアの法則の傾向線以上にダイ面積を減少させることができます。

サンディスクのメモリ技術担当バイスプレジデントであるクラウス・シューグラフは、次のように述べています。「32ナノメートル技術は、大規模投資に必要なリソグラフィー装置に追加投資せずに、43ナノメートルでスペーサ・プロセスを実施し構成されています。当社は業界をリードする64ビットNANDのストリング長を32ナノメートルにしましたが、同時にビット間の干渉効果を革新的なプログラミングアルゴリズムとシステム設計で補っています」。

サンディスクと東芝は本日、2009年半導体国際学会ISSCC(国際固体素子回路学会)において、32ナノメートル技術を可能とした技術的進展を中心に、32ナノメートル技術による32ギガビットX3 NAND型フラッシュメモリに関する共同論文を発表しました。この32ナノメートルプロセスの32ギガビットX3メモリチップは、2009年下半期に製造を開始する見通しです。

サンディスクについて
サンディスクコーポレーションは、フラッシュストレージカードの発明者であり、世界最大のカード供給会社です。研究、製造、製品設計分野からコンシューマー向けブランド構築、小売に至るまで手がける フラッシュメモリのグローバルリーダーです。サンディスクの製品ラインナップは、携帯電話、デジタルカメラ、およびビデオカメラ、デジタルオーディオ/ビデオプレーヤー用のフラッシュメモリカード、コンシューマーおよび企業向けUSBフラッシュメモリ、モバイル機器向けの組み込みメモリ、コンピュータ用のソリッドステートディスクなど多岐にわたります。
サンディスク(www.sandisk.co.jp/corporate)は、シリコンバレーを本拠地とするS&P500採用企業であり、売上の50%以上は米国以外の市場で挙げています。


サンディスクの製品および役員の写真は以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.sandisk.co.jp/corporate/media.asp
SanDiskのWebサイト(ホームページ)アドレス:http://www.sandisk.co.jp

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