プレスリリース

サンディスク、ネットブック市場向けに次世代高速ソリッドステートドライブ(SSD)を出荷

2009年 06月 09日

サンディスクのpSSDはnCache(大容量不揮発性キャッシュ技術)により、通常の5倍のランダム書き込みパフォーマンスを実現

 

*当資料は、COMPUTEX、台湾台北で6月2日(現地時間)に発表されたリリースの抄訳です。製品の販売の有無ならびに販売タイミングに関しては各国によって記載内容と異なる場合があります。
 
2009年6月10日

pSSD.jpg 2009年6月2日(COMPUTEX:台湾、台北発) ― サンディスクコーポレーション(NASDAQ:SNDK)は、本日、ネットブック向けに、フラッシュメモリをベースにした高性能次世代ソリッドステートドライブ(SSD)を魅力的な価格で出荷開始すると発表しました。SanDisk® pSSD™ P2 および S2は、nCache™と呼ばれる新しい技術により、ネットブックのパフォーマンスを向上させます。

ネットブックは、持ち運びに適した小型で低価格のコンピュータであり、移動中のネットサーフィン、電子メールへのアクセス、好きな音楽やビデオの視聴を楽しむことができます。IT専門調査会社のIDCによれば、ネットブックの販売台数は、2008年の1,150万台から、2013年には5,000万台に増加すると予測されています 1

nCache:高速パフォーマンスを実現する高度なテクノロジー技術
サンディスク独自のnCacheテクノロジーは、vRPM2 の5倍のバーストパフォーマンスを実現できる不揮発性書き込みキャッシュであり、快適なユーザーエクスペリエンス3を提供します。また、nCacheは、ユーザーからのレスポンスを向上させ、第一世代のネットブックSSDでよく見られたフリーズを抑制します

サンディスクのpSSD P2 および S2 ドライブは、9,000 vRPMのパフォーマンスを発揮し、nCacheにより、システムへのレスポンスをさらに高速化します。そして最大320MB*の不揮発性キャッシュでランダム書き込みコマンドのバースト処理を行うことが可能です。またnCacheは不揮発性のため、電源が切れてもユーザーデータは保護されます。

サンディスクのプロダクトマーケティングディレクターであるドリート・オーレンは、「ネットブックで使われる一般的なOSは、大量の小さなランダムファイルデータを高速で書き込まなければならないため、ストレージデバイスに大きな負荷をかけます。nCache を搭載したSanDisk pSSD ドライブは、当社の第一世代SSDの最大50倍のランダム書き込み性能を発揮し、ネットブック用SSDとして最適なストレージソリューションを提供します」と述べています。

ネットブックコスト低減のための戦略的コラボレーション
Creative Strategies社の社長兼主席アナリストであるティム・バジャリン氏は、「ネットブックは、店頭で売られているスタンドアローンのシステムから事業者が管理するデバイスへと移行しています。多くの移動体ネットワーク事業者(MNOs)は、低消費電力、低価格、高カスタマイズ能力を実現するために、LinuxやARMプロセッサのネットブックを検討するようになるでしょう。これにより、主要コンポーネントのサプライヤーは、パフォーマンスや重要なデバイス性能を犠牲にすることなく製品のコストを抑えることが可能になります」と語っています。

LinuxベースのOS、Ubuntuの開発者であるCanonical社とサンディスクのエンジニアは共に、第二世代pSSDのシステム最適化を行いました。これによりシステムのレスポンスが向上し、バッテリー稼働時間を延ばすことできました。

Canonical社のOEMサービスディレクターであるクリス・ケンヨン氏は、「Canonical社によりOEMメーカーやODMメーカーは、ネットブック上でUbuntu Netbook Remixを動作させることができるため、ユーザーに快適なユーザーエクスペリエンスを提供することができます。我々の試験によれば、nCache搭載のサンディスク第二世代pSSDは、5400 RPM HDDよりはるかに高いパフォーマンスを誇り、Ubuntuユーザーが必要とするスピードと安定性を実現しています」と述べました。

またサンディスクのpSSDは、Freescale社の i.MX515デバイスのような、ARMプロセッサを装備したネットブックに最適で、OEMやODMメーカーが利益を出せるコスト内で、高いパフォーマンスを提供することができます。このプロセッサは、高度な電源管理機能でバッテリー稼働時間を延ばし、電力を消費するファンや高価な放熱板を不要にします。

Freescale社のグローバル・コンシューマー・セグメント・マーケティング・ディレクターであるグレン・バーチャーズ氏は、「バッテリーで丸一日稼働させることは、ネットブックにとって非常に重要です。OEMメーカーは、電力効率を最適化するためにそれぞれのコンポーネントを詳細に評価しています。フリースケール社のi.MX51プロセッサと同様に、サンディスクのpSSDは電力管理を念頭に設計されており、市場の要求を満たしています」と述べています。

製品ラインアップ
サンディスクの第二世代pSSDドライブは、8、16、32、および64ギガバイト(GB)*の製品を取り揃えています。ネットブック、POS端末、プリンター、ATM、その他のアプリケーションなど、高い信頼性のHDD機能を必要とし、必要な容量だけを購入したいというユーザー向けに、魅力的な価格設定で販売します。


*1ギガバイト(GB)=10億バイト、1メガバイト(MB)=100万バイト

1. IDC、2009年6月Worldwide Quarterly PC Tracker
2. vRPM(virtual revolutions Per Minutes)は、HDDおよびその他のSSDを持つクライアントPCにおけるSSDパフォーマンスを比較するための尺度。vRPM = 50 / ((0.5 / 4kB ランダムリード IOPS) + 0.5 / 4kB ランダムライト IOPS))
3.社内の試験および推定に基づいたパフォーマンスは、搭載される機器に応じて異なる可能性があります。

サンディスクについて
サンディスクコーポレーションは、フラッシュストレージカードの発明者であり、世界最大のカード供給会社です。研究、製造、製品設計分野からコンシューマー向けブランド構築、小売に至るまで手がけるフラッシュメモリのグローバルリーダーです。サンディスクの製品ラインナップは、携帯電話、デジタルカメラ、およびビデオカメラ、Sansa®デジタルオーディオプレイヤー/ビデオプレーヤー用のフラッシュメモリーカード、コンシューマーおよび企業向けUSBフラッシュメモリ、モバイル機器向けの組み込みメモリ、コンピュータ用のソリッドステートディスクなど多岐にわたります。サンディスク(www.sandisk.co.jp/corporate)は、シリコンバレーを本拠地とするS&P500採用企業であり、売上の50%以上は米国以外の市場で挙げています。
サンディスク株式会社は、新横浜に本社を置き、東京、新杉田、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業拠点ならびにNANDフラッシュメモリの開発・製造を行っています。

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