プレスリリース

サンディスク、世界初となる64ギガビットのX4(4ビット/セル)NAND フラッシュ技術によるフラッシュメモリーカードの量産出荷を発表

2009年 10月 12日

*当資料は、カリフォルニア州ミルピタスで10月13日(現地時間)に発表されたリリースの抄訳です。

2009年10月13日(カリフォルニア州ミルピタス発)―フラッシュメモリーカードのグローバルリーダーであるサンディスクコーポレーション(NASDAQ:SNDK)は本日、独自の先進技術であるX4フラッシュメモリ技術を使ったフラッシュメモリーカードの量産出荷を9月に開始したと発表しました。この革新的な新技術の搭載により、各メモリーセルは、従来のMLC(マルチレベルセル)のNANDメモリーチップ(2ビット/セル)の2倍となる4ビットのデータを格納できます。

43ナノメートル(nm)プロセス技術による64ギガビット(Gb)のNANDフラッシュチップは、量産が開始されるものとしては、世界で最高密度を誇るシングルダイのメモリーデバイスとなります。サンディスクはX4技術を採用して、8 ギガバイト(GB)*1/16GBのSDHCカードと8GB/16GBのメモリースティックPROデュオ™の出荷を既に開始しています。

サンディスクコーポレーションのプレジデント兼COO(最高執行責任者)のサンジェイ・メロートラは、「フラッシュストレージ業界にとって、X4技術の開発と製品化は非常に画期的な出来事です。当社のX4技術への挑戦は、この技術に伴うコストを削減するだけでなく、MLC NANDを採用する業界標準カードの信頼性と性能の要件を満たすために不可欠なものでした。2ビット/セル、3ビット/セルの高速フラッシュチップ設計において、幅広い経験を持つサンディスクの優秀な設計・技術チームは、当社の設計パートナーと緊密に協力し、信頼性の高い動作を保証する強力な新エラー修正アルゴリズムの開発に取り組み、これを完成させました。 この数年間にわたる集中的な取り組みの結果、新たな特許やノウハウが誕生しました。これは、音楽、動画、写真、ゲームなど、個人ユーザー向けアプリケーションにおけるフラッシュストレージの用途拡大に向け、革新を続けるサンディスクのたゆみない努力の結集です」と述べています。

ガートナーのリサーチディレクター、ジョセフ・アンスワース氏は、「4ビット/セル技術を採用した製品の量産化は、この業界にとって非常に重要な進化です。2ビット/セルが標準と考えられているフラッシュメモリ業界において、主力製品にこの技術を採用することはコスト的に有利になります。これからも速いペースで革新が進むと考えられるNAND業界において、この技術は、競争力の維持に不可欠となるでしょう」と語っています。

サンディスクの先進的な開発への取り組み
サンディスクは1988年の創業以来、リムーバブルフラッシュメモリストレージ業界のパイオニアとして業界をリードしてきました。現在も、2ビット/セル、3ビット/セル、4ビット/セル技術や3D技術の開発により、MLCやコントローラ技術の発展において、今後も重要な役割を担っていきます。

X4の高度なエラー修正・デジタル信号処理技術については、イスラエルのテルアビブ大学(TAU)から多大な貢献をいただき、TAUの技術移転企業、Ramot社より、サンディスクは独占的ライセンスを取得しました。RamotのCEO(最高経営責任者)、ゼーブ・ウェインフェルド博士は次のように語っています。「サンディスクが5年を費やして開発したX4の製品は、関係者の努力と協力の成果です。まずTAUが基本的なアプローチを構築した後、サンディスクが先進X4コントローラを開発し、これを高度な43nm、64GbのX4メモリに応用することで、X4の完全な製品化が可能になりました。これは、幅広い技能や専門知識を持つTAUとの連携により、企業が利益を得られる好例を示しています」。


*1 1ギガバイト(GB)=10億バイト

サンディスクについて
サンディスクコーポレーションは、フラッシュストレージカードの発明者であり、世界最大のカード供給会社です。研究、製造、製品設計分野からコンシューマー向けブランド構築、小売に至るまで手がけるフラッシュメモリのグローバルリーダーです。サンディスクの製品ラインナップは、携帯電話、デジタルカメラ、およびデジタルビデオカメラ、Sansa®デジタルオーディオプレイヤー/ビデオプレーヤー用のフラッシュメモリーカード、コンシューマーおよび企業向けUSBフラッシュメモリ、モバイル機器向けの組み込みメモリ、コンピュータ用のソリッドステートドライブなど多岐にわたります。サンディスク(www.sandisk.co.jp/corporate)は、シリコンバレーを本拠地とするS&P500採用企業であり、売上の50%以上は米国以外の市場で挙げています。サンディスク株式会社は、新横浜に本社を置き、東京、新杉田、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業拠点ならびにNANDフラッシュメモリの開発・製造を行っています。

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