プレスリリース

サンディスク、先進的な性能最適化機能をサポートしたe.MMC 4.4準拠の iNAND組み込みフラッシュドライブを発表

2010年 02月 15日

新製品により携帯電話設計の複雑さを低減し、モバイルシステムへの迅速なインテグレーションと

*当資料は、2月15日(現地時間)にバルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレスにて発表されたリリースの抄訳です。

2010年2月15日(モバイル・ワールド・コングレス、バルセロナ発)―フラッシュメモリーカードで世界をリードするサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は本日、新しい性能拡張機能を備えたe.MMC 4.4仕様準拠のサンディスク® iNAND™ 組み込みフラッシュドライブ(EFD)製品を発表しました。新機能により、システムのレスポンスが向上し、ユーザーエクスペリエンスに影響を与えることなくシステムコードとユーザーストレージの単一デバイスへの統合を加速します。

e.MMC 4.4スタンダードインターフェースは、NANDフラッシュメモリおよびフラッシュメモリーコントローラから構成された組み込み型不揮発性メモリーデバイス向けに設計されたものです。この最新仕様は、携帯電話、衛星測位システム(GPS)やデジタル音楽プレーヤーをはじめとする携帯機器向けのデータストレージに対する要件を満たすよう設計されています。e.MMCの標準的なブートソリューションと現実的に要求されるブートソリューションとの間にはギャップがあります。サンディスクのiNAND EFDは、既存のe.MMC 4.4スタンダードインターフェースに加え、独自の機能を提供することで、システムのレスポンスを向上させそのギャップを補う役目を果たします。

iNAND EFDにより、システムコードとユーザーストレージを統合
サンディスクのiNAND EFDは、様々なアプリケーションや高度なマルチメディア機能を提供する高性能スマートフォン向けに設計されています。システムコードとユーザーストレージを単一の組み込みデバイスに統合することで、基板の省スペース化を実現するとともに、携帯電話設計の複雑さと消費電力の低減を可能にします。また、OEMメーカーは本来なら別途必要となるブートデバイスが不要となり、コスト削減にもつながります。サンディスクはおよそ10年にわたりMLC(マルチレベルセル)NANDから携帯電話をブートさせる実績を持ち、ブート機能とストレージ機能を単一パッケージに統合するのに必要な革新的な専門技術を培ってきました。

iNANDのシステムコードとユーザーデータストレージ間の最適なバランスを保つため、サンディスクでは独自のNAND機能とアーキテクチャを採用しています。信頼性が高く、高いランダム性能を有するストレージ領域はスマートフォンのオペレーティングシステムに割り当てられ、コスト効率が良く、高いシーケンシャル性能を有するストレージ領域はユーザーストレージ向けとなっています。iNANDアーキテクチャは、スマートフォンの実際の使用状況に関する徹底的な分析を基に開発されたもので、高い性能が求められるモバイルシステムや利用シーンに対応可能です。

新機能によりモバイルホスト側のコントロールを拡張しレスポンス性能を向上
スマートフォン向けのアプリケーションの充実に伴い、複数のプログラムを同時に稼動させるには、ストレージデバイスからのより高いレスポンス性能が必要になります。最新のサンディスクiNAND EFD は、e.MMC 4.4仕様に完全に準拠するのに加えて、新機能として、モバイルホストのコントロールレベルを拡張することにより、ストレージデバイスのレスポンスを向上させます。

iNAND EFD は、優先度の高い動作がある場合、iNANDの柔軟な読取り優先制御機能により、モバイルホストが既存の処理を一時的に停止することで、ストレージデバイスのレイテンシーを大幅に短縮します。さらに、システムアイドル時にフラッシュ管理作業をバックグラウンドで実行することで、システムレイテンシーも削減されます。また、ホストがiNANDのバックグラウンド作業をスケジュールできるようにすることで、ストレージデバイスが必要とされる時に使用可能となります。

顧客のモバイルシステムや業界標準への迅速な統合
サンディスクのモバイルビジネス担当バイス・プレジデントのアミール・レアーは、「サンディスクが提供するブートソリューションは、フラッシュおよびシステム技術に関する専門知識と、10年近くにわたってMLCフラッシュ搭載の携帯電話で培ってきたブート技術の賜物です。こうした専門性や技術の蓄積により、サンディスクは先進的なモバイルシステムソリューションをいち早く顧客に提供でき、革新的な考え方を通して業界標準にしていきます」と述べています。

iNANDについてサンディスクのiNAND EFDは、2ギガバイト(GB)(注1)から64GBの幅広いストレージ容量で提供されます。また、携帯電話機の設計にすぐに統合できるよう、e.MMC標準インターフェースおよびパッケージを採用しています。管理された物理パーティション、先進的なキャッシュ技術、カスタマイズ可能な属性、電源異常に対する高い耐性により、サンディスクのiNANDはマスストレージソリューションに加えて、ブートコードやアプリケーションを格納するための信頼性の高いストレージデバイスとしても機能します。iNANDデバイスは、2ビット/セル(X2)および3ビット/セル(X3)テクノロジーを使用しています。


注釈1:1ギガバイト(GB)=10億バイト

© 2009 SanDisk Corporation. All rights reserved.サンディスク、サンディスク・ロゴはサンディスクコーポレーションのトレードマークであり、米国及び海外諸国で登録されています。iNANDはサンディスクコーポレーションのトレードマークです。本リリース内で記述されている他のブランド名は識別の目的で記されたものであり、それぞれの登録者のトレードマークである場合があります。

本リリースには新製品の発表、仕様、アプリケーションおよび市場についてなど、将来の見通しに関する記述がありますが、これは現時点での予想に基づく予測であり、様々なリスクの起因により、不正確になる可能性があります。将来の見通しに関する記述が不正確となることを起因するリスクには以下が含まれますが、それらに限定されるものではありません。そのリスクには製品が期待通りの性能を発揮しない、製品が期待通りの期日に入手可能とならない、書式10-K及び書式10-Qに基づく四半期業績報告を含めた有価証券及び株式取引委員会へ提出の書類と報告書に随時詳細が記される他のリスク類がありますが、それらに限定されるものではありません。尚、サンディスクは本リリースに含まれる情報を更新する予定はございません。

サンディスクについて
サンディスクコーポレーションは、フラッシュストレージカードの発明者であり、世界最大のカード供給会社です。研究、製造、製品設計分野からコンシューマー向けブランド構築、小売に至るまで手がけるフラッシュメモリのグローバルリーダーです。サンディスクの製品ラインナップは、携帯電話、デジタルカメラ、およびデジタルビデオカメラ、Sansa®デジタルオーディオプレイヤー/ビデオプレーヤー用のフラッシュメモリーカード、コンシューマーおよび企業向けUSBフラッシュメモリ、モバイル機器向けの組み込みメモリ、コンピュータ用のソリッドステートドライブなど多岐にわたります。サンディスク(www.sandisk.co.jp/corporate)は、シリコンバレーを本拠地とするS&P500採用企業であり、売上の50%以上は米国以外の市場で挙げています。サンディスク株式会社は、新横浜に本社を置き、東京、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業拠点ならびにNANDフラッシュメモリの開発・製造を行っています。

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